【狂気のホラーゲーム】ムーンライトシンドローム【伝説のクソゲー】
月の光に魅せられて、狂気の力がみなぎってくる「ムーンライトシンドローム」
このゲームは1997年HUMANで販売されたPSのソフトです。評価が真っ二つに分かれるという稀有な作品。
トワイライトシンドロームという探索型ホラーゲームの続編として販売されましたが、ゲームというよりポリゴン小説のような感じで、ゲームだと思ってプレイするとがっかりします。この作品は続編を待ち望んでいた多くのファンを失望させ、ある種のマニアたちが「こんなゲームを待っていた!」と狂気乱舞した作品です。
とにかく人を選ぶゲームソフトです。
常識的、秩序、ドラマのような恋愛を望む、真面目というタイプには向かないです。
向いている人は、中二病、生きづらい、変人に絡まれる、一部のクリエーター、です。 前者のようなタイプの方には本当にオススメしません。非常につまらない思いをします。一章もプレイできずにゴミ箱にぶち込んでしまうでしょう。 後者の方は「一生ものゲームに出会えた!!」と感激し、二度とこのようなゲームに出会えないことを嘆くでしょう。
ちなみに、色々な知り合いに「これ、マジすんげぇからやってみ!」と貸したところ、誰一人クリアせず返してくれた。10年以上経ってもゲーム好きな後輩などにすすめ「もう、その話3回ぐらい聞きましたよ」と言われる始末。
わかる人にはわかる、わからない人には一生かけてもたどり着けない境地がある。 そんな思いをさせてくれるゲーム、それが「ムーンライトシンドローム」です。
まずはオープニングです。 なんだか、暗い未来しか見えません。音楽が不安感を煽ります。
今のゲームのグラフィックに慣れてしまうとポリゴンが気持ち悪いと思いますが、当時プレイしていた自分も気持ち悪いと思っていたので、その感情は正しいことと思われます。
主人公は今時の女子高生ミカ。当時でいうところのコギャルです。楽しいこと大好き、バカで明るい女子高校生。
この女子高校生ミカが月の光で狂っていく人間たちに巻き込まれる、というゲーム。月の光に導かれて何度も何度も巡り会います。キチガイたちと。よく考えたら月の光は関係ありません。主人公は、猟奇殺人、ストーカー、集団自殺、色々な事件に巻き込まれます。
主人公とキャラの会話は意味不明なので思考回路はショート寸前になります。エヴァンゲリオンの意味不明回だと言えばわかりやすいでしょうか。プレイ動画があります。プロローグ是非ご覧になってください。
この後、ミカの彼氏と浮気していたミカの友達が妊娠し、クラブで踊ってる彼氏と共に焼身自殺し、無職でシスコンで近親相姦していた黒ずくめの男リョウが、自分の姉にそっくりのミカに一目ぼれします。だって純情、どうしようハートは万華鏡。わけがわからない展開かもしれませんが、当時の女子高校生にとって普通のことです。リョウはミカに「なに、こいつダセェ」と言われながらもミカを守るために全力を尽くします。
お姉さんの生首を紙袋に入れてぼーっとするリョウを心配するリョウの友達ルミ。
ミカがストーカーに危ない目に遭いそうになったときも、あと一歩で間に合いませんでした。そして、いつも邪魔をしてくる銀髪の少年が出てきます。実は神の化身です。超能力対決もあり、見逃せませんね。
最後は、ミカとリョウ以外全員殺されますが、エンディングはとても素敵なので見る価値はあります。不思議な奇跡がクロスして土手で抱きしめあいます。これぞまさしくミラクルロマンス。
うろ覚えで適当に書いていますが、大体合っています。多分、プレイしたらわかると思いますが実際はもっとひどいと思われます。
くどいようですが、もう一度言います。まともな人はプレイするのは時間の無駄です。止めたほうがいいでしょう。
追伸。
本日7月12日は満月です。満月には人を狂わす力があるらしいので、月光症候群にはくれぐれもお気をつけください。
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